台風シロアリ対策

●台風対策(構造+遮熱効果)
軸組溝法は、垂直材である柱と、水平材(=横架材)である梁・桁などで構成された架構をつくる構法。主に筋違いを入れて耐久壁をつくる、建築基準法に沿った構法をいいます。台風などの風による横からの圧力や地震などの左右からの圧力を土台、柱、梁へと分散し建物全体で力を吸収します。また、木材そのものにも柔軟性がありますのでさらにその特徴が引き出されます。

●沖縄の木造住宅を腐れや白アリから守るハウスガードシステム
長堂材木店では部材をまるごと薬剤で加圧注入処理(ハウスガードシステム)した部材を使用していますので、大切なマイホームを腐れや白アリから守ります。加圧処理した薬剤は木材に浸透し強固に固着していますので、長期にわたり防腐防蟻効力が持続します。
処理した部材は、薬剤の臭いやベタツキはありません。また、使用中に薬剤の揮散や溶脱はありませんので、人や環境にも安全です。

加圧注入プロセス
乾燥 真空 加圧 薬剤定着・養生
①乾燥
薬剤が中までしみ込むには木材を乾燥させておくことが大事です。
②真空
注薬缶を真空にして木材内の空気を抜きます。
③加圧
10Kgf/㎝2以上の圧力で、木材内に薬液をしみ込ませます。
④薬液定着・養生
缶から出して養生します。その間に薬剤が定着します。

塗布処理木材
塗布処理木材
外側にのみ浸透
構造の複雑な部分などに塗り残しが発生し、白アリはそんな小さな部分を狙って侵入します。加圧注入処理の木材

加圧注入処理の木材

塗布処理木材
内部まで薬剤が浸透
部材全体に薬剤がいきわたっていますので、白アリの入るスキを与えません。