木造住宅について

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●世界に誇る木の文化
世環境界最古の木造建築は日本の法隆寺で、なんと築1300年以上の歴史が刻まれ時を超え木造建築の素晴らしさを伝えています。
樹種にもよりますが木は伐採されてから100年ほどかけて強度が増しその後200年~300年は強度を維持し、800年~1200年の時を経て強度が落ちるとの研究結が報告されてます。
つまり木造建築は建ててから丈夫になる訳です。対象的に新建材(工業製品)は完成した時が一番強度があると同時にそこから劣化の道をたどります。
いかに優れた新建材も木材には敵わないと言う事でしょうか。
木材は日本が誇る素晴らしい再生可能な資源です、未来の子供たちに誇れる住宅環境を残す為に再生可能な資源を利用し循環型建築を取り入れたいと思っております。

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●木は人にやさしい(家づくりは人づくり)
木は生体リズムと共鳴する{1/fゆらぎ}
木材の年輪は一定の基準値や平均値が有り、それを挟んで個々の人為的な物ではなく完全に予測出来ない微妙なズレ「1/fゆらぎ」があります、又、人間の心拍数のリズムの間隔や脳波(特にα波)にも{1/fゆらぎ}が有ると検証されてます。この自然界と人間の{1/fゆらぎ}が生体リズムと共鳴し安らぎや癒し、活力を生み交感神経を刺激し自律神経を調和します。木の家に住まう事は自然と調和し五感を磨き情緒豊かな人を育む事なんです。

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●生存率 木製85.1% コンクリート製6.9%
静岡大学農学部で生まれたばかりのマウスを木製の飼育箱とコンクリート製の飼育箱で飼育した実験では、生後23日目の生存率は木製では85.1%に比べコンクリート製は6.9%という実験結果が出ました。
又、人を対象とした調査ではコンクリート校舎の先生や生徒は木造校舎よりイライラや疲労感を訴える度合いが高い調査結果あり。インフルエンザの学級閉鎖率も木造校舎が10.8%に対しコンクリート校舎は22.8%です。その原因は木材の優れた吸保湿性や断熱性・紫外線の吸収特性などがあげられます。
動物は生きる為に適した環境を本能的に選べる力があると言われてます、人間も動物の一員です生きる為にどんな住環境が適しているか見直してみてはいかがですか。